「国語の音読」をヒントに教科書で遊ぼう!

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新学期が始まり、ランドセルには真新しい教科書が詰まっています。この教科書をじっくり見たことがある保護者は意外と少ないのではないでしょうか?

教科書は子どもが毎日使っているもの。イチから何かを用意して自宅学習するのもいいですが、教科書を利用して学びを深めたり、親子の会話のネタにしたりするのも楽しいですよ。

親が教科書を熟読しなくても、自然と内容が分かる教科といえば「国語」です。
なぜなら、宿題に国語の教科書の音読が出ることが多いから。子どもの音読を聞いていると、どんな内容を勉強しているかが自然に分かるので、使いやすいと思います。

教科書に出てきたものを作ってみる

小学3年生の国語の教科書に「かるた」について書いた文章があり、その中に「貝おおい」が紹介されていました。
「貝おおい」は「貝合わせ」ともいい、1対のはまぐりの貝殻は色が模様が全く同じであることを利用した昔の遊びです。
教科書に載っている「貝おおい」の遊び方を元に、食べ終わったはまぐりの貝殻で作ってみました。

実際にやってみると分かりますが、どの模様も結構似てるので、ゲームとしてはなかなかか難易度が高かったです。
こういうことも実際にやってみたから分かったことだと思います。
息子は教科書に書いてあったように中にイラストを描いて楽しんでいました。

国語の教科書には物語だけでなく説明文も登場します。面白そうなものがあったら作ってみたり遊んでみてはいかがでしょう。
ちなみにこの「貝おおい」が載っている文章は、長男の時にはあったのですが次男の時には残念ながらなくなっていました。教科書の内容に変化はありますが、ネタはたくさん転がっているので、ぜひ探してみてください。

同じ作者の本を読んでみる

低学年の頃に「お手紙」(アーノルド=ローベル作・絵)という話を繰り返し音読していました。
「このお話はシリーズになっている」と授業参観の際に担任の先生から聞き、本屋に行ったときに見てみると…ありました。

毎日毎日音読していた息子はというと「すごいっ、アーノルド=ローベルの本やん!」とまるで友達が書いた本かのように大喜び。
作者や作品について毎日のように勉強していたため、2冊目、3冊目を読むことでより興味が深まっていきました。

実はこの本、英語版も本屋に並んでいます。よく知らない英文で勉強するよりも、既によく知っている物語で学ぶ方がすんなりと理解できそうです。

宿題で音読をしていて、興味がありそうだなと思ったら…ぜひ同じ作者の本を探してみてください。読書のきっかけづくりにも良いと思います。

教科書はネタの宝庫

教科書は勉強するために使うもの、ですが、それだけではもったいない。実は、教科書にはネタがたくさん詰まっています。
国語の場合、読み物と読み物の間には、ミニコーナーがあり、言葉探しゲームや漢字ゲームなどが掲載されています。知らない言葉に触れたり、いろいろな熟語を知るためにも有効です。

国語の音読はついつい子どもも親も適当に流してしまいますが…、何かネタがないかな?と思いながら話題にすると、もっと楽しい時間になると思います。

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