家族で遠出するときは「ナンバープレート計算」を楽しもう!

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長期休みには家族で遠出をするという人も多いのではないでしょうか?
大人にとっては楽しい道中も、子どもにとっては退屈な時間。
車で移動中に、後部座席から「暇~」「降りたい~」の大合唱が聞こえてくる…そんなときは、車のナンバープレートを使った数遊びがおすすめですよ。

小学生は足し算とかけ算、中学生は引き算も

車のナンバープレートは、上段が「地域名+数字」、下段が「ひらがな+3~4つの数字」で構成されています。使うのは下段の数字です。
まずは、4つの数字を足してみましょう。

対向車や通り過ぎる車のナンバーを子どもが読み取り、車内で発表して計算します。

小学生なら、足し算、かけ算。中学生なら引き算(マイナスになることがあるため小学生は難しい)も楽しめます。
1桁ごとの足し算が簡単すぎる場合は、2桁ずつに分けて足し算をしてみたり、工夫を凝らしてみてください。

四則演算で合計10にしてみよう

単純な足し算に飽きてきたら、4つの数字を、四則演算(「足す」「引く」「かける」「割る」)を使って10にしてみましょう。

例えば、ナンバープレートの数字が「24-36」だった場合。2、4、3、6の数字を四則演算で10にします。

私が思いついた方法は2つ。

1つ目は
×=24
24÷=8
8+=10

2つ目は
=3
3×=12
12-=10

です。まだまだあるかもしれません。

実はこの方法、息子の小学4年生時の算数のテストに載っていたものを参考にしました。テストの最後にある「やってみよう」的コーナーにあったものです。

その後、息子の同級生のお母さんと話していると、以前から家族でこの遊びを実践しているとのこと。
早速、その場で子どもも交えて5人でチャレンジしましたが、慣れている子どもたちは計算がとにかく速い!そして、計算を嫌がりません。

ナンバープレート計算を楽しむコツ

計算が嫌いな子どもは、計算というだけで拒否反応を示すかもしれません。
そんなときは、簡単な数字から始めてみるとよいようです。
3つしか数字がないものや、「0」「1」が含まれたナンバープレートの車などです。

子どもたちだけでなく、親もやることが必須だと私は思っています。
計算が合っているかを確認する役割もありますが、子どもは「親との勝負(勝ち目のある勝負)」が大好きです。
親が計算間違いでもしようものなら、大喜びで盛り上がります(わが家だけでしょうか…)。
ただし、運転手は注意がそがれるのでやめた方が良いかもしれません。

兄弟姉妹だと、1人は計算が好きで1人は嫌い、ということもあるでしょう。
そんなときは強要せずに、好きなメンバーだけで楽しみましょう。
そのうち、嫌がっていた子どもも気になって入ってきたりします。
やってみて、それほど難しい計算ではないことに気づくと、一緒に遊び始めます。

特に四則演算で10にする遊びは、解けたときにスッキリ感があり、大人もはまります。
ナンバープレートだけでなく、身の回りにある4つの数字を見つけて楽しんでみてください。

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