100%文系人間的科学のススメ「科学館」「テレビ」「実験」をフル活用

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福岡市の「科学わくわくコンテスト」を見に行ってきました。
いわゆる夏休みの自由研究の中で選ばれた作品が展示されるのですが、ユニークなものが多く自分の楽しみとして毎年行っている…という話は以前書いたと思います。

理科の自由研究は「生物」系と「物理・化学」系に大きく分かれます。
「物理・化学」系作品を見ていて気付いたのは「お父さんがエンジニアなのでアドバイスをもらった」というようなまとめが多いこと。
確かに根っからの文系人間の私は一生懸命読まないと理解できない作品もあります…。
しかし、だからと言って、諦めたくない!
100%文系人間の私が心がけている、我が子にできる「科学(物理・化学・生物・地学…)」教育、ちょろっとご紹介します。

科学館に連れて行く

以前住んでいた大阪の「大阪市立科学館」、兵庫の「明石市立天文科学館」をはじめ、久留米市の「福岡県青少年科学館」、北九州市の「児童文化科学館」などなど、いろいろな科学館に行っています。
できたてほやほや「福岡市科学館」にも早速行ってきました。

「福岡市科学館」では、普段の生活の中にも科学現象が利用されているんだなぁということを気づかせてくれる遊びがたくさんです。
例えば、発電方法を選び、効率よい発電ができるかどうかを見るシミュレーター。
「原子力」「火力」「風力」「太陽光」などの方法を組み合わせてスタートすると、1日でどのように発電が行われるかをゲーム感覚で見ることができます。

日常に転がっているはずの「科学の芽」になかなか気づけない私にとって、科学館は大きな味方なのです。

テレビ高校講座は、小・中学生も楽しい

「科学の芽」に関心を持った子どもたちが次にすること…。
はい、親への質問攻めです…。
好奇心に任せていろんなことを聞いてきますが、悲しいかな、あまり答えられません。
そこで私が子どもたちとよく見ているのが「NHK高校講座」。テレビでやっている高校生向けの番組で、物理、化学、地学のほか、日本史、世界史、地理などもあります。

高校生向けの番組なんて難しすぎるんじゃ…と思うでしょ?
しかしこれがとても分かりやすい。
我が子を見ていると、興味がある分野に関しては小学3年生頃から楽しく見ることができています。
興味がない分野は見ませんが、勉強ではないので別に良し。

科学館で遊んだ「エナジーシュート」というコーナーが、高校講座の「力学的エネルギー」の回と見事にシンクロして、相乗効果で楽しめたのはつい昨日の話。
見ている間、私は「分かりにくい言葉を説明する係」と化しています。

家でも実験できる

科学と言えば実験。家で簡単な実験をしてみたいなら、100円ショップにある実験キットもお薦めです。
「塩の結晶を作る」「プラネタリウムを作る」といったキットを我が家では作ったことがあります。
専門店に行くと高価すぎて手が出なかったり、高度過ぎて手が出なかったりしますが、100円で購入できるキットは作りが単純なので100%文系人間でも臆せず挑めます。
…というか、子どもが1人で全部できたので、ノーサポート。
出番は説明書の漢字を読むことぐらいでした。

科学への興味が高まったら…

散々、100%文系人間だと書いておいてナンですが、我が家の夫は理系です。最終的に分からない事は「お父さんに…」となります。
しかし、この最終的に分からない事を聞く相手は「理科の先生に…」「友達のお父さんに…」「科学館の人に…」でもいいと思うのです。

物理や化学の授業の記憶がない親だって、科学への興味を育むことはできます。
子どもと一緒に楽しむおかげで、嫌いな科目だったはずがいつの間にか面白い科目に変わっているのも、不思議なところ。
子どもと一緒に学び直し、お薦めですよ!

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