「The True Size Of」と「キッズ外務省」で世界の本当の姿を知ろう!
大谷翔平選手の活躍でMLBの放送を見る機会が増えました。
MLBの試合を見ていて思うのは、さまざまなルーツを持つ選手がいることです。
世界は広く、多種多様!
子どもたちにグローバルな視点を持ってほしいなぁと強く思います。
そこで、世界の真実(?)を知ることができる「The True Size Of」というサイトをご紹介したいと思います。
地理の勉強になるだけでなく、日本人の持つ「日本は小さい島国」という認識を変えてしまうサイトです。
メルカトル図法がもたらす歪み…本当の国の大きさとは?
「グリーンランドと日本、どちらが大きい?」と聞かれたら、「そんなのグリーンランドに決まってる」と思う人が多いのではないでしょうか?
(ちなみにグリーンランドはカナダと北欧の間に浮かぶ島国)
世界一の面積を持つロシア、巨大な国だと思いますよね?
では、どれぐらい大きいのでしょうか?
私たちは、いつも目にする世界地図で世界の国の大きさや形を認識しています。
私たちが見ている世界地図は、たいてい「メルカトル図法」で描かれたものです。
地球は球体です。球体を平面で表そうとすると、どこかに正確ではない部分ができます。
メルカトル図法では、赤道近くの国の大きさが正確に表される一方、南極や北極に近づくにつれ歪みが生じます。
地球表面の角度を正確に表す図法なので航海用の海図としては優秀ですが、国の大きさは正確ではないのです!
日本って意外と大きい!「The True Size Of」で遊ぼう
サイトの「The true size of…」の後に「JAPAN」と入れてみます。すると、地図上の日本地図が自由に動かせるようになります。
比較したい国の隣に持っていきましょう。「The true size of JAPAN」=「日本の本当の大きさ」はいかに。
小学生の息子はイギリスの隣に持っていきました。その後、南極や北極に近づけて「なにこれ~」と大喜び。
中学生の息子はロシアを太平洋に移動。「あれ?それほどでもなくない?」と関心を持ち、ひとしきり盛り上がりました。
このサイトを作ったJames TalmageさんとDamon Maneiceさんは「このサイトを、先生たちが生徒のために使ってほしい」とコメントしています。
百聞は一見に如かず。まずはやってみましょう。大人も楽しめますよ。国名は英語で入力してくださいね。
世界の国を詳しく知るなら「キッズ外務省」へ
世界のことに興味を持ったら見てほしいのが「キッズ外務省」というサイトです。
「世界いろいろ雑学ランキング」「世界の国旗」「世界の学校」など、世界の国々についての情報がとても豊富。かわいらしい作りですが、中学生も(大人も)十分楽しめる濃い内容です。
「キッズ外交官検定」などゲーム感覚で楽しめるコーナーもありますよ。覚えた国の場所や国旗を確認するためのテストとしても使えそうです。
英語に興味を持つきっかけにも
2020年の英語教育改革に先立ち、2018年から一部で英語学習が拡充されています。
世界の国について学ぶのは、小学校では5年生。中学生に入ると、1つ1つの国や地域について学んでいきます。
今回紹介したサイトで遊んでいると、社会や地理に興味を持つのはもちろん、世界に自然と目が向きます。
そこから、外国語を学ぶことの意味も感じることができればいいなと思います。
グローバルな視点が大切だと言われても、親が子に教えるのはなかなか難しいものです。
子どもが大好きなインターネットを上手に使って、親子で楽しみつつ学びましょう!
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