自然と計算に強くなる!日常を計算ドリルに
こんにちは!中学1年生と小学4年生の男子を持つ母ライター・ayukoです。
フェイスブックで紹介していたわが家の学習法が友達の間で少々話題になり、とうとう連載が始まることになりました!!いいのでしょうか!
先に申し上げておくと、わが子2人は公立学校に通う、いたって普通の子ども。特に秀才ではありません。でも「勉強は好き」です。
そんなわけで「東大に入れたい!」というよりも「勉強を楽しみたい!」という皆さんに、私が「あゆママ先生」になって実践している我が家の学習法をご紹介します。
「こんな変な方法もあるんだね~」と笑って読んでいただければ、これ幸いです。
食べ物が絡むとやる気が出る「分ける学習法」
まずは、ソフトなものからご紹介。わが家では幼稚園ぐらいからやっていた「分ける時に子どもにお願いする学習法」。
今日のおやつは何でしょう?それがもし、「みんなで分けなきゃいけないもの」だったらチャンスですよ!「分けること」を子どもにお願いするだけです。
個包装のグミやラムネの他に、わが家では「イチゴ」が大活躍。
洗ったものを大きなお皿にドサっと全部入れ、「4人で分けて~」と声をかけておくと、子どもたちは必死で数え始めます。自分がどれだけ食べられるかがかかっているので、超本気です。
小さい頃は1つずつ並べて分けていますが、足し算を習えば足し算を使い、かけ算を習えばかけ算を使い、割り算を使えば割り算を使って、分け方もレベルアップしていくので、どの年齢でも使えます。
途中で「同じ数に分けられんのやけど」「もうちょっとたくさん食べたいなぁ」などと言ってきます。「じゃぁ、ママ少なくてもいいよ」と返しておくと、嬉々として自分たちを多めにして分けてくれます。
テストの計算間違いは平気でも、自分のイチゴが少なくなるのは死活問題。イチゴ計算間違いは今のところゼロです(それをテストでも活かしてくれ…)。
小学2年生の時、授業参観で割り算の学習を見たのですが、わが家がイチゴを使ってやっていたことを、学校ではブロックを使ってやっていました。結果的に、割り算の考え方を刷り込むことになるのですが、それ以上に子どもは楽しくて、親も楽ができます。
好きこそものの上手なれ…「背番号計算」
「計算ドリルをしなさい!」と言ってもやらない子どもでも、これなら勝手にやります。その名も「背番号計算」。
ホークス大好きで毎日野球中継を見ている息子たちに、ある日「柳田+今宮は?」と問いかけてみると、「…11!」と答えが返ってきました。気をよくして「武田+サファテは?」と聞くと「88!」。はい、背番号を計算していたのです。
ちょうど次男がかけ算を習い始めた時だったので、かけ算も出題してみました。お兄ちゃんに速さでなかなか勝てない弟へのサービス問題が、「〇〇×内川」「〇〇×高田」。(内川選手=背番号1、高田選手=背番号0。)「五十嵐×和田×東浜×工藤監督×…高田!」とか言うと喜びます(笑)
さらにノリノリになってきた子どもたちのノートに問題を作成!かけ算だけでなく、ホークス選手の背番号を覚えていないと答えが出ないという点が、ちょうどわが子のツボにはまりました。
野球だけでなく、サッカーでも応用可。番号さえ関係していれば何でもいいんです。AKB総選挙の順位でもいいし、数字を覚えていないならプリントアウトして見ながら計算してもいい。ただし「子どもが好きな物であること」が絶対条件。
野球に興味がないのに「今宮×内川は?」とか言っても「はぁ?」で終わりですのでご注意を。子どもが話している事や見ているものを観察して、好きなもの、興味があるものに数字が関係していたら使えますよ!
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